執筆者 島川 久美子 | 2022年03月20日 | ウィキャン塾
多くの管理者は、挨拶や接遇は治療や看護とは別ものであり、「社会人の常識として当たり前に身につけなければならないスキルである」と考えていないでしょうか。 最近、『「闘争」としてのサービス』1)という非常に興味深い本と出合うことができました。この本で紹介されている興味深いところの2点について紹介します。 ①...
執筆者 島川 久美子 | 2022年02月21日 | メルマガ, ウィキャン塾
ある病院でこんなことを言われたことがあります。 「先生がたは、時には30時間以上の連続勤務があり、本当にくたくたになっている。その先生方に、接遇応対の研修をするのはどうしたものか?もっと興味のある研修をして欲しい。大体接遇応対研修は一度訊けばわかるのだから」と。 こう言われると、看護師は忙しくないのか、他の職種はどうなのかと言いたくなります。外部の私でさえ「ちょっと変だな?」と思うのですから、内部の職員が聞けばどのように思うでしょうか?...
執筆者 島川 久美子 | 2022年01月24日 | メルマガ
「頭を丸める」「土下座」 大きな失敗をしてしまったときに、自らに制裁を加える意味で「頭を丸めてお詫びします」とか、「頭を丸めて反省します」などと、言うことがあります。 ペナルティとなっています。しかし、本来の頭を丸めるとは、罰ではなく仏教に帰依(きえ)すること、仏門に入ることと言う意味です。 いつから、ペナルティになってしまったのか残念ですが、本来の意味と違うのは、「言葉」も生き物だということです。本来の意味も知りつつ、その場にあった言い回しで話すことが必要です。...
執筆者 島川 久美子 | 2021年12月26日 | ウィキャン塾, メルマガ
これは医療従事者だけの問題ではありません。あらゆる企業や団体で発生していることです。 従来は、同じような教育レベルと、考え方をもった人は企業に就職をして働いていました。その結果、よく言われる“あ・うん”の呼吸がスタッフ間で存在していました。 しかし、現在は、企業内でも、今まで考えられなかった人たちが働いています。 正社員、契約社員、派遣社員、外国人労働者といったあらゆる経歴とレベルの人がはたらいているために、“あ・うん”の呼吸が通用しなくなっています。...
執筆者 島川 久美子 | 2021年12月15日 | 患者応対・接遇, ウィキャン塾, メルマガ, 人材育成, 業務改善
◆清潔感 相手から見て、清潔感を感じるよう、心がけましょう。 髪型、ひげ、鼻毛…お手入れは大切です。 服装…襟足、首、袖口などに汚れ、ほつれがないようにしましょう。 靴…汚れがないようにしましょう。 ◆安全性 患者さんや自分自身の安全確保できる服装にしましょう。 靴…足にフィットした歩きやすいものを履きましょう。 ◆機能性 作業をするためには、働きやすい服、靴、髪型にしましょう。 髪型…髪の毛が長い場合、邪魔にならないように、まとめましょう。 ◆TPO 時と場所にあわせ、仕事に適したトータルコーディネイトをしましょう。...