看護師は体調管理も大切!
具合の悪いときでも患者さんを不安にさせない
対処法についてお伝えします。
看護師も人間ですから、常に体調が万全とは限りません。
しかし看護師の仕事は、一つ間違えば患者さんの健康に多大な影響を与えます。
「体調が悪かったのでどうしようもありませんでした」
では通らないこともあるでしょう。
この記事では、
看護師の体調管理の方法と体調が悪いときの対処法を解説します。
1.看護師は人一倍体調管理をしっかりと
看護師の仕事は看護です。
体調の悪い方やケガをした方の看護を行うには、
自身の体調が万全でなくてはなりません。
仕事が終わればほっと一息つきたくなりますし、
友達と遊びにもいきたくなるでしょう。
しかし、夜更かしや無理は禁物です。
若いときはいろいろと無理も利きますが、睡眠時間はしっかりと確保しましょう。
特に、新人看護師は「学生時代とは違う」ことを肝に命じておくことが重要です。
2.体調が悪くても勤務しなければならないときの対処法
いくら気をつけても、体調不良になるときはあります。
普段と同じように動けなくても、熱がなければ出勤することがほとんどです。
しかしそのような時は、
我慢して働かずに出勤したらすぐに上司へ報告しましょう。
単純に寝不足などの場合は上司からお叱りを受けるかもしれませんが、
仕方ありません。
体調不良から注意散漫になり、
仕事にミスがあっては取り返しがつかないので必ず報告してください。
上司も部下から体調不良の報告を受けたら、
重要な処置を任せないなどの対処を行いましょう。
また、新人看護師は4~6月は学生気分が抜けないこともあります。
体調管理をしっかりと行うように新人教育を徹底することが大切です。
このほか、ミスをなくすために問診票などは、
医師と二重確認を行うなどチェック体制を厳重にしましょう。
3.体調不良を報告できる職場作りも重要
現状は余裕がある人数で日々の業務を行っている病院のほうが数少ないでしょう。
「ちょっとやそっとの体調不良では休めない」
という雰囲気の病院も珍しくありません。
しかし、看護師の体調不良は大きな医療事故にもつながります。
ですから、体調不良のときはスムーズに報告できたり
勤務直前でも休養できたりするシステム作りも重要です。
まとめ
看護師は体調管理を人一倍しっかりすることはもちろんのこと、
体調不良を報告しやすい職場作りに力を入れることが大切です。
そうすれば、患者さんを不安にさせることもなくなります。