現在は個性が尊重される時代です。
病院の規律を守りながらオシャレを楽しんでいる看護師も多いことでしょう。
しかし、看護師は医師以上にたくさんの患者さんの目に触れる存在です。
同僚には好評でも、患者さんには不評な格好もあります。
この記事では、患者さんに不安や不快感を与えない服装のポイントを解説します。
1.患者さんが不安や不快感を覚えがちな格好とは?
看護師に患者さんが求めることは、誠実さと清潔感です。
いくらオシャレでも、派手なメイクや髪色は患者さんを不安にさせてしまいます。
特に、高齢の患者さんが多い科は注意が必要です。
ヘアカラーやカラーコンタクトはファッションとして
すっかり定着しましたが、高齢の患者さんの中には不快感を持っている方も珍しくありません。
ネイルも同様です。
大きなキャラクターがついたボールペンなども、
小児科担当で子どもを喜ばせるなど目的がない限り、できる限り持つのは控えましょう
病院の規律では問題がなくても、
患者さんからクレームがつくようではいけません。
2.看護師の身だしなみは清潔感が第一
看護師の身だしなみの基本は清潔感と真面目さです。
制服はシミや汚れ、しわなどがないことを着る前にチェックしましょう。
メイクはナチュラルメイクが基本です。
口紅やアイシャドウは目立たないベージュを基本とし、
華美さよりも清潔感を大切にしてください。
髪の色は黒が基本で、ヘアカラーはダークブラウンまでと考えましょう。
ライトブラウンのヘアカラーは若々しく見えますが、
高齢の患者さんからは「派手」「チャラチャラしていそう」と思われがちです。
また、意外に見られているのが眼鏡やピアスです。
今はオシャレなメガネが増えていますが、
勤務中はツルに華美な模様や装飾がないものを選んでください。
ピアスは小さいものでも外しましょう。
真面目で面白みのないファッションに思えるかもしれませんが、
患者さんから見れば誠実そうで頼りになる看護師さんというイメージそのものです。
ボールペンなどの持ち物もポケットに入れるものは
最低限、シンプルなものを選びましょう。
まとめ
看護師の服装や身だしなみは病院のイメージそのものといえます。
不安でいっぱいの患者さんの中には、
看護師の些細な服装が気にかかり、クレームをつけたくなる人もいるでしょう。
窮屈かもしれませんが「隙」はできるだけ作らないようにすることが大切です。