「クレームのない職場」の危険性

「クレームのない職場」の危険性

  当サイトでは以前も「クレーム」に着目したコラムを掲載しています。 コラム 患者の不平、不満、クレームをツールとした病院革命をおこす https://www.wcan.co.jp/column/   コラムでは患者満足度調査に着目していますが、 現場では患者満足度調査よりも「実際のクレーム」を重視する傾向があります。 そして「クレームがないから大丈夫」と考えている看護師長がいるのも事実です。 実はクレームがない職場というものは、さまざまな危険が潜んでいます。...
「わからないこと」が「わからない」新人の頭の中と対策

「わからないこと」が「わからない」新人の頭の中と対策

  「あ、この人はよくわからずに仕事しているな」 「わかっていないから、こんなミスをするんだろうな」 新人と接していて、このように感じることはないでしょうか? 結果仕事が回らなかったり、インシデントやクレームが発生すると 「なんでわからないのに聞いてこないの?」 多くの看護師はイライラします。 さらに「○○さんは聞いてこないから仕事ができない」という新人評価に繋がることも……。 では、なぜ新人はわからないことが聞けないのでしょうか?...
良い指導者になるための5つの条件|指導者育成に看護師長がすべきこと

良い指導者になるための5つの条件|指導者育成に看護師長がすべきこと

良い部署は、看護師長ひとりの努力では作れません。 部下一人ひとりが能力を発揮し、お互いを尊重しあいながら共に成長した結果、良い部署が出来上がるのです。   そのためにも看護師長は、適切な教育ができる指導者を育成する必要があります。   本記事を指導者育成の参考にしていただき、部下がより良い指導者になれるよう導いてください。   どのような指導者が必要なの?   実際の医療現場では、どのような指導者が求められているのでしょうか?  ...
理想の看護師長はどこにいる?

理想の看護師長はどこにいる?

「看護師長が全然働いてくれない」 「あの師長は自分たちのことを考えてくれていない」 自身の理想とする看護師長ではないことに、違和感を覚えたり拒否感を感じたりする人もいるでしょう。 では、理想の看護師長は本当にいるのでしょうか? 現役20年目の看護師が考えてみます。 理想の看護師長はいない 「理想の看護師長」というと多くの人が持つイメージがあります。 技術がしっかりしていて、テキパキとスタッフに指示して、人格者でアサーティブである……。...
クレームはボディーブローのように積み重なる

クレームはボディーブローのように積み重なる

医療現場では日々さまざまなクレームが発生します。 クレームやトラブル対応の研修を受けるだけでは、 クレームは減らないことは管理職の皆さんはお気づきのことと思います。 たった1つのクレーム。 けれども、クレームによるダメージは、ボディーブローのように積み重なります。 スタッフの精神的・肉体的疲労や消耗、過緊張に繋がるだけでなく休職や離職の原因ともなります。 今回はクレームに対し、看護師長がとるべき対応について解説します。 クレームはスタッフの仕事を妨げる 苦情・クレームは、いつどこで発生するか予測できません。...